愛知県芸術劇場 唐津絵理氏より推薦文をご寄稿いただきました。

ブリティッシュ・カウンシルが2年に一度、エジンバラで開催するショーケースは、世界中の劇場や芸術祭のキュレーターの方々に集まっていただき、イギリスの舞台芸術を紹介するイベントです。

「イディオット・シンクラシー」は2015年のダンス作品として、3週間の会期中、13回にわたって上演され、以来、世界中の劇場から招聘されています。

この度、日本での上演にあたり、ショーケースに日本から出席され、「イディオット・シンクラシー」をご覧いただいた、愛知県芸術劇場のシニアプロデューサーの唐津絵理氏から、嬉しい推薦のお言葉が届きましたので、ご紹介させていただきます。

2015年の夏、エジンバラで観たイゴール&モレーノの「イディオット・シンクラシー」は、
私の「エジンバラ・フェスティバル」ベスト1作品でした。

数千とも言われるエジンバラの正式プログラムとオフプログラムのパフォーマンス作品の中から
私が観賞したのは約50作品。朝から晩まで一つでも多くの作品を見れるようにとスケジューリングする中、
翌日もう一度観に行ってしまうほどに、この作品に惹かれたのでした。

男性二人による素朴なダンスと歌、その中にダンスの生まれる瞬間を発見。
様々な違いや迷いを認めることで、豊穣な「世界」が生成されていく、そのプロセスに立ち会っているようでした。

「イディオット・シンクラシー」は、二人の男性がただ跳ぶだけの、ただ回るだけの極めてミニマルな作品でありながら、
これ以上もないマキシマムなダンスの幸せを、私に与えてくれたのです。
唐津絵理
愛知県芸術劇場シニアプロデューサー

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