美しく強い、サルデーニャ国家♪

イゴール&モレーノの「イディオット・シンクラシー」は、ふたりの透き通るような歌声から始まります♪

アカペラで歌う歌は、モレーノの祖国「サルデーニャ」の民謡です。

サルデーニャと聞いて地図が浮かぶ方はかなりのイタリア通。

イタリアはブーツの形で有名ですが、サルデーニャはその脛(スネ)の横に浮かぶ大きな島です。(関係ないけどナポレオンの生まれたフランス領のコルシカ島はその上の小さな島。)

美しく豊かな自然の恵みに溢れた島です。

古代からフェニキア、ローマ、アラブ、スペインなど様々な民族の支配下に置かれてきたサルデーニャ島では、イタリア本土とは異なる、独自の歴史、文化が育まれました。

そして、いつの世にもある支配される者の苦しみ。

この民謡も領主の圧政に苦しむ農民から生まれたもので、現在でもサルデーニャの人々の国家のように愛されている歌だそうです。

静かに始まるこの歌は、やがて力強く激しい響きとなり、最後には

Iscultade sa ‘oghe mia!”(私の声を聴きなさい!)と繰り返し叫ばれます。

そして、そして、ここから長くて(楽しい!)忍耐の旅が始まるのです。

ちょっとだけ聴いてみたい方は、

こちらの音声をオンにしてお聴きください。

歌詞はこちら。

”Procurade ‘e moderare”

Procurade’ ‘e moderare,
Barones, sa tirannia,
Chi si no, pro vida mia,
Torrades a pe’ in terra!
Declarada est già sa gherra
Contra de sa prepotenzia,
E cominzat sa passienzia
In su pobulu a mancare

Mirade ch’est azzendende
Contra de ois su fogu;
Mirade chi non est giogu
Chi sa cosa andat a veras;
Mirade chi sas aeras
Minettana temporale;
Zente cunsizzada male,
Iscultade sa ‘oghe mia.

「領主たちよ」(オリジナルの歌詞はサルデーニャ語)

領主たちよ
あなた方の圧政を止める努力をしなさい。
さもなければ、私の命を懸けてでも
あなた方は大地の塵に帰するだろう。
もはや放漫に対する宣戦布告は為されたのだ。
人々はもうこれ以上、堪えられない

気を付けなさい。あなた方に対する怒りの炎は燃え上がっている。
気を付けなさい。一度始まったら、遊びでは収まらない。
嵐の到来を告げる雲を見なさい。
誤った助言に従った者たちよ、私の声を聴きなさい。

生の美しい歌声は、
19日と20日にじっくりお聴きいただけます♪

チケット情報とご予約はこちらから。

そして、今回初めて知ったのですが、日本には、日本サルデーニャ協会という団体があって、母国の文化を大切に守っていらっしゃる在日の方々がいらっしゃるのです。ステキですね。